パソコンは、スマートホンやタブレット端末の低価格化と普及によって需要が落ち込んでいるとの報道はありますが、本格的な文書作成や動画の編集などにおいては抜きん出たポテンシャルを持っています。以前はメーカー製のパソコンが主流で、各社とも独自のアプリケーションをバンドルソフトとして同梱したり、独自のデザインやサイズで競い合っていました。その後、パソコンパーツの開発メーカーの競争によって部品の価格が下がったことで、メーカー製よりも安価で自作パソコンを組み立てることが可能になりました。現在では、大手のメーカーがBTO方式の大量生産品のカスタマイズによる供給体制を確立したことで、ビジネスモデルや家庭ではBTOの製品で、高度なグラフィック性能のゲームや4K動画の編集などには自作でとの住み分けがなされています。
自作パソコンは、自分のやりたいことを実現するための仕様にするためにパソコンパーツを選ぶことから始まります。パソコンパーツは日進月歩ですので、1年も経過すると旧仕様となってしまうことも少なくありません。常に最新スペックを追い求めるのでなければ、一世代前の部品の選択をすることで導入コストを大幅に抑えることができます。浮いたお金で新しいバージョンのソフトウエアを購入することもできます。
このように、自作パソコンではメーカー製の固まった仕様でなく、使用者の要望に沿ってその時点で最適な部品に交換することができるという利点があります。部品のトレンドや選択や接続方法などは、詳細が掲載されたサイトが数多くありますので、自作を望む人にとってはとても有益になります。
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