パソコンの今昔模様と故障対策について

一昔前にはパソコンを利用するという事は、まず自分でプログラミング言語を学習して、自分に必要な目的を達成する様にプログラムを書き、デバッグ作業等をして正常に動く事を確認してから、利用するというのが当時は常識でした。しかし、今日日ではマルチウインドウシステムを搭載したオペレーティングシステムをマウスやキーボードというデバイスを利用するのが当たり前になりました。そして、あるメーカーのワープロソフトや表計算ソフト、あるいはプレゼンテーションソフトは、少なくともビジネスシーンではデファクトスタンダードの位置を保っています。つまり、もうそれらのソフトを利用する為には必ずしも、プログラミングのスキルは不要になった事を意味しています。

そしてこれらを達成出来たのは、技術の進歩無しには語れません。より高速なCPUと大量のメモリー、そしてそれを描画する為のグラッフィックカードや大量用のハードディスクが安価に開発出来る様になり、入手しやすくなったからこそ出来た事なのです。またパソコンの中に収められているパーツは非常に熱に弱い為に、ファン等を使って熱をパソコンの外へと排出する必要が出て来ました。これは、サーバー機器等が収められているデーターセンター等が、365日24時間低い温度で維持されている事からも、熱に対してどれだけ気を使っているかがわかるでしょう。

しかし、一般家庭でそれを行うのは事実上難しいでしょう、ですから少なくともパソコンのファン近くにある、埃等の掃除を定期的に行うと、パソコンのパーツが熱によって故障してしまう確率を下げる事が出来るでしょう。