パソコンには、家族写真や旅行の記録、仕事で使う資料など、大切なファイルがたくさん保存されているはずです。そのファイルを失わないために行う作業がバックアップです。バックアップとは、パソコンで使用しているハードディスクとは別の場所に同じファイルを保存しておくことです。そうしておけば、パソコンでファイルを無くしてしまうことがあっても、別の場所に同じファイルが残っているので失わずに済むのです。
バックアップする方法はいくつかあります。まずは、バックアップソフトを使用する方法です。バックアップソフトを使えば、ファイルが保存されているドライブ全体を自動で丸ごと保存しておき、いざというときはその保存したファイルから復旧するということが可能になります。外付けのハードディスクに保存しておくのも良い方法です。
手軽にバックアップすることができ、整理も簡単です。しかし、毎回手動でバックアップを行わなければならないので、手間が掛かります。インターネット上のクラウドサービスを使用してバックアップすることも可能です。パソコンと同期させる設定にしておけば、特に意識しなくても自動でクラウドにも保存され、常にバックアップが作成されるのです。
しかし、クラウドサービス自体の終了や、パスワードの紛失などによりアクセスできなくなる場合があることには注意が必要です。失ったファイルは取り戻すことが出来ません。事前にできる限りのことをやっておくべきなのです。
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