最近のパソコンには、記憶媒体として従来のハードディスクドライブに代わりSSDが搭載されることが増えてきました。SSDとは、フラッシュメモリを使用した記憶装置のことで、ファイルの読み書き速度が非常に速いのが特徴です。しかし、SSDを利用する場合には気をつけなければならないことがあるのです。SSDの動作モードには、最新の規格であるSerialATAに最適化された「AHCIモード」と、旧来の規格との互換性を維持している「IDEモード」という二種類があります。
IDEモードは古いOSを利用する場合に使われるものですが、このモードではSSDの本来の性能を活かし切ることが出来ません。もしIDEモードで使用している場合は、AHCIモードに切り替えることでSSDのパフォーマンスが大きく改善するはずです。あまりに古いパソコンではAHCIモードに対応していないことがありますが、2010年以降に発売したパソコンであればAHCIモードに対応したOSが搭載されているはずなので、切り替えることが出来るはずです。また、SSDの性能は電源設定にも左右されます。
電源プランが「省電力」や「バランス」になっている場合、「高パフォーマンス」に設定し直すと本来持っている性能を引き出せるようになります。SSDは設定によって大きく性能が異なるものです。正しく設定してSSDの速さを有効に活用し、パソコンの作業効率を向上させましょう。結束バンドの耐候性のことならこちら
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